いかめし/空腹と無駄から生まれた人気駅弁

    東京の有名デパート恒例の駅弁大会は、いつも大好評のようですが、
    40年にわたり人気No1を誇っているのが「いかめし」です。
    (たしかに、うまい!)

    小ぶりのスルメイカの中にご飯を詰め、甘辛く味付けされたものですが、いかめし発生の地は、昭和16年の北海道函館線森駅だそうです。

    戦前のまだ貧しかった当時、コメは配給制で、満足行くまで食べられるものではありませんでした。
    一方、森港ではスルメは大漁で、小さな物は捨てられていたそうです。

    阿部さんという男性がそれに目をつけ、米が少なくても、イカに詰めれば満腹感が得られるのではないかと考えました。
    うるち米ともち米をブレンド、イカに詰めて強火でボイル、秘伝のタレで甘辛く漬け込みました。

    狙いは的中し、腹持ちがいいとすぐに大人気に。
    特に陸軍の兵隊さんが好んだそうです。(近くに駐屯地でもあったんでしょう。)

    そのあとも、地元で愛され続けたB級グルメの「いかめし」。
    戦後、故郷に帰った兵隊さんたちによって、全国にその名が広がりました。

    もちろん、有名だから人気No1なのではなく、うまいからNo1なのですが。

    今日の教訓:必要は発明の母、空腹もまた発明の母。


    *NHKBS「新日本風土記」 ”駅弁” より
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